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※当記事の内容の一部は、「慶應義塾 公式サイト(https://www.keio.ac.jp/ja/)』」や各学部に配布される履修案内、実際の生徒へのインタビューに基づいています。特に一部主観的な意見を含むパートもあるため、全てを鵜呑みにするのではなくあくまで一つの参考としてお使いいただければ幸いです。また、本記事は2021年度8月現在の情報を元に作られております。
慶應義塾大学理工学部の紹介記事です。
志望校、そして志望する学部を選択する上で、
その学部で学ぶ内容を知っておくことは非常に大切です!
実際に大学入学後に経済学部と商学部の学ぶ内容の違いを知るということも!?
ただ、単純に、その大学で何を学べるかを調べようとしてもその方法がわからない人も多いはず!
大学の公式サイトや、パンフレットなどはわかりずらかったり、
美化されていてその大学の実情がわからないことも多いと思います。
と、そこで早稲田生・慶應生向けに履修・サークル・学事情報・イベントなどについて
情報を発信している学生団体「Crich」が、
現役早慶生に聞いたアンケートをもとに各学部を紹介します!
本日はCrich慶應では
現在の慶應義塾長、伊藤公平教授の所属している学部であり、
日吉唯一の理系学部で、理想を追求する学部、慶應理工学部の学部紹介をしてゆきたいと思います!
また、Crich早稲田でも、
早稲田唯一の理系学部、理工学部の学部紹介をしています。
とは言っても、早稲田の理工学部は特殊で、創造・先進・基幹と三つの学部として三つが独立して存在して、
それぞれ紹介しているので理系の皆さんはそれぞれの学部の特徴をつかんで、
どれが一番自分に合っているのかを見極めるきっかけとなってくれれば嬉しいです。
慶應のどの学科が早稲田のどの学部に対応するかを考えてみると色々見えてくるかも!?
現役の理工学部生に聞いてみました。
理工学部1年2名の春学期、応用化学科2年1名の春学期の時間割を公開します。
理工学部の時間割の特徴は、
・必修が他学部と比べて非常に多いため、勉強量が多くなりがち
(必修だけで春学期期末は8つも対面試験があります。
中間試験も他学部より多いです。しかし、試験が他学部より多い代わりに必修での期末レポートはありません。)
・般教(総合教育科目)は少ししか選べない
・物理学は1年生でA~Dを学び、学期の半分で1授業の履修が終わる(クォーター科目)
・必修はクラスによって春と秋のどちらの学期に履修するかが決まっているものもある
・必修は1限、または5限に固まることが多い(体感)
・第二言語によりクラス分けされ、クラス単位で必修の時間が決められている。
といった感じです。
(赤字…必修 黒字…般教)
・2年生は必修と選択必修、一般教養がある。
・2年生でも般教(総合教育科目)は少ししか選べない。
・選択必修は学科によって前期と後期でそれぞれとれる科目が決まっており、とる必要のある単位数も学科によって違う。
・選択必修で規定の単位数を超えた場合、自主選択科目と見なされる。
といった感じです。
(赤字…必修 黒字…選択必修)
1年生は
・数学(線形代数、多変数の微積)
・物理学(力学、電磁気学)
・化学(量子化学、有機、無機)
・生物(高校生物ぽい)
・情報(コンピュータ、プログラミングなど)
・実験(化学、物理)
と幅広く学びます。
他にも、慶應の多様な文系学部と合同で開講される総合教育科目(俗に言う一般教養科目、般教)もあります。
2年生からは学科に分かれてより専門的なことを学びます。
理工学部といえば実験を思い浮かべる方も少なくはないでしょう。
実際、1年生から学門に関係なく、全ての理工学部生に実験の講義があります。
1年生の場合、春学期、秋学期のどちらかに実験があり、学期の半分が化学実験、半分が物理実験と割り振られています。
持ち物は、
化学:白衣・防護めがね・関数電卓・名札ケース・実験のテキスト
(毎回の授業で予習レポートと小テストあり)
物理:関数電卓・名札ケース・20cm以上の定規・実験のテキスト・実験用ノート
(毎回の授業で予習レポートあり)
*上記のいずれも、大学入学後に生協で購入することが可能です。
1年生のレポートはすでに作成されているレポートを穴埋めしていく方式なので、想像しているほど過酷ではありません。
しかし、2年生になるとすべて自分で作成するため、多くの時間をレポートへと費やす必要が出てきます、、
早稲田理工学部との大きな違いは、「学門制」です。
慶應理工学部は、「学門制」を導入しています。
「学門制」では、入試の時点で学門A~Eの5つのうち一つを選択します。
2年進級時で学科分けが行われ、各学門から進める学科、割合は決まっています。
しかし、「学門越え」が各学科5名まで認められます。
これは、1年時の成績と書類審査により決定します。
1年生の間は、多くの学門で共通の授業が行われます。
(一部学門限定の科目もあります。
例えば、学門Cは他学門より高度な数学を、学門Eは化学を1年生のうちから学びます。)
2年進級時に行われる学科分けは、GPAにより決められます。第一希望へは85~90%の人が進級しています。
(慶應義塾大学理工学部 入学案内 学門制より一部引用)
ただ学門Bから情報工学科いくにはGPA3以上が必要な年もあるなどきちんとした情報収集が大事です!
※GPA…「Grade Point Average」の略。大学の成績の評語の平均値。高校でいう内申点みたいなもの。
以下に、学門制のメリット、デメリットを挙げます。
個性豊かな人がいっぱいいますが、基本みんな真面目です!
試験前はほとんどの人がめちゃくちゃ勉強しています。
普段から勉強をしている人も結構います。夏休みに自主的に勉強している人もいます。
試験が終わると「落単した…」と言う人が多くいますが、
そんな人たちの多くは点数も高く落単していません。
多くの人はなんだかんだ言って単位をしっかり取っていきます。
(勉強しないと普通に単位は落ちます。)
世間一般の理工学部生のイメージであるメガネでチェックシャツの人はあまりいませんが、
派手な身なりをしている人も少なく、落ち着いています。
一見チャラそうな人もいますが、中身はとっても真面目な人が多い印象です。
バイトは他学部と比べるとしている人が少ない印象があります。(課題や試験、時間割の関係により)
バイトをしている人の多くは塾講師や家庭教師です。
・伊藤公平塾長
・村井純(日本のインターネットの父)
・メンタリストDAIGO
いかがだったでしょうか?
少しでも高校生、受験生の皆様のお役に立てれば嬉しいです!
今日以降もどんどん他の学部の紹介をしていくのでお見逃しなく!
また、Crichでは受験生応援企画ということでさまざまな媒体で発信中です。
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