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正直、「インターン 営業」とかでググったら客観的でもっともらしい記事はたくさん出てきます。
よってこの記事では、慶應義塾大学法学部政治学科の新2年生であり、Crichという学生団体で司会などを務めている私の主観的な意見をゴリゴリ書いていくことにします。
ちょっと全然時間がなくてちゃんと調べて書く余裕がないので、間違ったことも平気で書いているかもしれません。自分の頭に入っていることだけで書きます。
それを踏まえた上でお読みください。
今回の記事では数ヶ月単位で行う長期インターンについてお話しします。
ガチで就活に向けた短期インターンのことはまた別だと思って考えてください。
結論から言います。
別にわざわざインターンをやる必要はない。
1年生とかからインターンをしている人間は本当に一握りです。わざわざその一握りの変人にならなきゃいけないわけではないので、義務感とかを感じる必要はありません。
やりたいやつだけ勝手にやりましょう。
しかしこのCrichという団体は、2021年の1月に3人で結成したのですが、その3人は全員インターンをしていました。
今振り返ってみても、インターンをした経験やノウハウがなかったらここまで色々実現できていなかったと思います(それぞれのメンバー紹介についてはまた後日)。
とにかくインターンは、上手くハマればガチで色々身に着けることができます。
これまで7人でCrichを回せてこれたのは、個人的にはインターン経験がクソデカだと思っています。
インターンはバイトより良いものが得られたりする場合もある。
でもそもそもで重要なのは、ブラックじゃないかどうかです。
じゃあ実際にインターンを始めたいなーと思った人へ。
インターンを選ぶ上では、ブラックじゃないかがめちゃくちゃ大事です。
ブラック企業は「やりがい」や「経験」を餌に、安い賃金で働くロボットを求めています。ブラック企業に貴重な大学生活を食い潰されないでください。
参考までに、この前オプチャで書いたこれもご一読ください。
あくまで自論です。要はやりたくないことはやるなってことです。
ご参考程度に留めておいてください。
でもここで気をつけなければいけないのは、天秤に何を乗せるかです。
たとえ授業を「やりたくない」と強く感じたとしても、「単位」や「卒業」などの「得られるもの」をきちんと天秤に含めて考えなきゃですよね。
もしかしたら自分の気付けていない「得られるもの」があるかもしれませんし、他人に指摘されないとわからない「失うもの」もあるかもしれません。
そういうのを考えた上で、やりたいことだけをやりましょう。
特に営業は、ブラックインターンが多いです。
↑これタップで記事に飛べます。
ブラック企業かどうかを判断する基準みたいなのはググったらかなり転がってるのでザッと読んでみてください。
今度時間があったらそれもまとめると思います。でもググったらほんといっぱい出てくるから十分じゃないかな。
まあググって色々特徴を知った上で、もし行きたいところがブラックかどうか判断に迷ったら、CrichのオプチャかDMで相談してください。
Crichメンバー、結構インターンやっているので、たいていのブラックは判断できると思います。
お気軽にご相談ください。
それに、実際に働き始めると、多分この記事を読むような人は頑張りすぎちゃうかもしれません。
確かに頑張らないと得るものも得られません。Google翻訳使ってたら中国語できるようにならないでしょ?? そういうことです(ブーメラン)。
しかし、ずっと頑張り続ける事は無理です。これは間違いないです。肝に銘じておいてください。
同じ50mを走るのでも、本気で走った1本目と本気で走った10本目を同じ速さで走れる化け物はいません。遅くなってもしゃあないです。甘えとか怠惰じゃないので、絶対に自分を責めないでください。
疲れたら休む。しっかり休んで天秤を回復させて、「やりたい」になって効率がよくなってからまた動く。
ずっと本気だと疲れちゃうんで。自分のために、周りのために、ゆっくり休みましょう。時には休むのも仕事ですよ(甘言)。
コロナ禍だと抱え込んでしまう人が多いです。もし抱え込んでやばくなったら、いつでも声をかけてください。
一緒にうまいものでも食べて気晴らしにいきましょう。
さてそれでは本題です。
オプチャにはこう書きました。
営業インターンを選ぶ上ではいくつも評価軸があると思いますが、基本的な評価軸は以下だと思います。
1. ブラックじゃないか
2. 給料形態や金額
3. 何が学べるか
4. どんな業務を任されるか
5. その企業の雰囲気
6. 尊敬できる人がいるか
7. 誰を対象にした営業か
8. 何を売る営業か
9. その企業の理念
なんとなく重要視した方がいいんじゃないか順に並べました。
1〜5はなんとなくわかると思います。見るからに重要そう。ってか重要視するべき。
例えば2についてですが、完全歩合制はやめた方がいいです。
成果を上げなければ給料が発生しないこの給料形態は、上手くハマればモチベーションになるかもしれませんが、そうでなければただの搾取です。
そもそも営業は、数撃ちゃ当たる戦法が基本です。
とにかくたくさん営業をかけて分母を増やすのが鉄則です。
この数を撃つための馬車馬を作り出すのが完全歩合制という給料形態で、企業からしたらリスク0で働かせることができる最高のシステムです。
「成果報酬でめっちゃ給料出る〜!」なんて喜ぶのもいいですが、
企業からしたら、その営業で発生した何十万円の利益のうちのたった数%を払うだけです。痛くも痒くもありません。リスク0で搾取できる最高のシステムなんです。労働者側が金銭的に元を取れることは基本ありません。
しかしその営業で学べることが大きければ別です。
3の『何が学べるか』の話です。
先ほど天秤の話を挙げましたが、「得られるもの」は給料だけではありません。そこで身に付くスキルが「大変さ」以上のものであれば、インターンをする価値はあります。
その『何を学べるか』を判断するためには、4の『どんな業務を任されるか』が重要になってきます。
オープンチャットでも書きましたが、営業にはいろんな業務があります。
営業は数打ちゃ当たる戦法なので、アタック先を大量に用意するのが大事なのですが、大学生にはアタックのためのリスト作りみたいな単純作業しか任せてくれないという企業もあります。
そういうところは避けましょう。何も得られません。
自分の周りの話を聞いていると、そういう企業は小規模なベンチャーのことが多いです。
ある程度大きかったり社会的信用がある企業にいくと単純作業だけやらされるということも少なくなってくると思います。
私がやっている営業のインターンでは、最初はリスト作成などもやりましたが、実際に企業の方と連絡を取ったりプレゼンをしたりもします。それはCrichとして様々な方にお声がけする際の連絡にめちゃくちゃ活きてきました。(まあでも正直経験というよりは普通に給料いいし好きな時間に入れるんでバイト的にいいなって感じなんですけどね)
あと上司がめっちゃ良い人なので、Crichについてもかなり相談させてもらってます。風通しがめっちゃ良いので、かなり働きやすい雰囲気です。これ大事だと思う。愚痴めっちゃ言えるしストレスあんまない。
こういう5の『その企業の雰囲気』はガチで大切です。
質問をしにくい空気感だったり、めちゃくちゃ圧が強かったりすると、学べるものも学べないしただストレスです。
コロナ禍でわざわざストレスを仕入れてくるのはやめましょう。
とにかく環境は超重要です。
またそれに近いのが、6の『尊敬できる人がいるか』です。
これに関しては、経営者がめっちゃ尊敬できる人だったりするパターン以外には、実際に入らないとわからないものかもしれません。
でも組織に長期間所属するなら、尊敬できたり真似したいなと思えたりする人の近くに身を置くことがオススメです。
そしてその人をどんどん真似しちゃいましょう。
「ロールモデル」ってググるとたくさん出てくると思いますが、そういうことです。
1〜6についてはこんな感じです。
ここまではかなりイメージしやすい部分だと思います。
でも個人的に案外重要だと思うのが7,8,9です。
例えば7の『誰を対象にした営業か』について、実際に事例で話すと、例えば私の知り合いはプログラミングスクールの営業でインターンをしていました。
『大学生を対象にした営業』なわけです。オプチャの写真で言うところの、「to Customer」企業ですね。
私はその人にご飯に誘われて、そのプログラミングスクールの良さとかプログラミングの将来性みたいなのをめちゃめちゃ話されました。正直くそ面白かったです。実はCrichを立ち上げたきっかけの一つがその人の話だったりします。
こういう一般人を相手にする営業は、いわゆるトークスキルがかなり身に付くかもしれません。
でも、やっぱり営業トークだと感じてしまって、踏み込んだ友達になることができなかったです。それ以降ご飯に誘われても、どうせ営業だろうと思って断ってしまっています。
知り合いを増やしたり、同年代と話す練習をするという意味では大学生を対象にした営業は良いかもしれませんが、人間関係の持つ意味が営利目的を孕んでしまうというデメリットもあるのではないかと感じました。
またそういった営業は歩合制の場合が多いです。歩合制のデメリットはお話ししましたよね。やり甲斐搾取の場合がほとんどなので、やらない方がいいと思います。
また、実際に自分が営業をやっていて一番大きいと思っているものが、8の『何を売る営業か』です。
自分はインターン先で扱っているサービスのことをガチでクソおもろいと思ってます。これまじみんな使いなよって思ってます。「これすごくね?」と思うから、普通に好きな漫画をオススメするみたいな気持ちで営業できてます。オタクが推しを語る感じなので、ストレスがあんまりありません。
それにどうやら、売るものを好きになることは営業ではかなり重要らしいです。
やっぱ嫌いなものを嫌々売られるのだと伝わっちゃうんだって。
自分が営業するものを好きだと思って本音で喋れるのが理想で、その熱意をちゃんと言葉にするのができるいいなって感じらしいです。
なのでちゃんと売りたいと思えるものを扱っているかというのも大切なのかもしれません。
逆に、自分が使っていてめっちゃいいなと思える商品やサービスを扱っている企業にインターンするのもめっちゃいいと思います。
自分の普段の感想伝えるだけで営業ですもんね。かなり本音に近いことを言えると思います。
それに憧れの企業にインターンをするみたいになって、モチベとかムンムンなんじゃないでしょうか。えこれめっちゃ良さそう。
なんて今まで散々色々言いましたが、私の場合は今のインターンを9の『その企業の理念』で選んじゃいました。というのも、Crichでやりたいなぁと思っていたこととめっちゃ近かったんですよね。
別のインターンでその企業の社長のお話を伺う機会があって、企業理念を聞いた時に「うわ、俺もそれめっちゃ思ってた」って感じて、その場でインターンさせてくれって言って働き始めた経緯です。だいぶ変だと思います。
でもそうやって選んだ結果、その理念のもとで考え出されたサービスはやっぱりめっちゃ良いなと思えているんですよ。理念が好きだからサービスが好きで、そのおかげで営業とかプレゼンが楽しい。いいなって思えるサービスを本心で紹介できるので、めっちゃ本音で喋ることができます。
実際、企業理念というのは思いの外大事なんですよ。
我々Crichにも「Campusライフを、よりrichに」なんていう理念がありますが、大人を呼んだイベントを開催したりする時には、「その人大学生活を豊かにっていう俺らの理念と全然合ってなくね?」「私たちの理念からするとこういう内容話してもらった方がいいんじゃないかな?」みたいな感じで、理念が大きな判断基準になっています。
何をするにしても、その根底には理念があります。
この理念がそもそも共感できるものでなければその企業で働くのは苦痛になってくるかもしれませんし、理念に共感できていると、なんとなく働くのが楽しいんです。
まあこれはインターンというより就活の選び方かもしれませんが()
とにかく選び方は無数にあります。
でも最終的にはフィーリングで選んじゃっていいと思います。最低限ブラックじゃないかだけツイッターとかで口コミを検索したりしてって感じですかね。
全部完璧に当てはまるのなんてないっすよ。でもとりあえず始めてみれば案外楽しかったり。俺はとりあえずやる派です。
まあなんでも相談してね。
業務内容によって得られるものは大きく違います。ここでは企業相手に架電したり実際にプレゼンをしたりする私の業務内容で得られているものを書いていきます。
あくまで私の体感ですが、実は営業そのもの以外で得ることも多いと感じています。
それらも含めてたくさんある得られるものを、何となく実生活に役立つ順に紹介していきます。
前提として、就活に強いかは知らないです。今2年生なので就活してないもん。インターンだって就活を意識して始めたわけではありません。なんか面白そうやなって思ったから始めただけなので、ちょっと視点がズレちゃってたらごめんなさい。
最初に紹介するのもなんですが、実生活って意味ではまじで重要です。
いいとこでインターンをガチれば月10万くらいは余裕で貰えたりもするので、バイトよりコスパ良かったりもします。
給料を得た上で他の経験なども得られるインターンは、大学生の収入源としてかなり良さげなんじゃないかと思います。
これもかなりデカいです。同年代のおもろいやつと会えたりします。
インカレとかに入っていない限りは他学の人と関わる機会はそれこそバイトくらいになってしまいがちなので、インターンで他大の友達を作るってのはかなりアリなんじゃないでしょうか。実際、現在Crichには、私がインターンで知り合った早稲田のやつが加入してくれています。
でも自分は「意識高い系」というか、「意識の高さに色々見合ってない系」みたいなタイプが苦手だったりするので、ちょっと合わないなって人も多かったです() そこいらへんは好みですね。
でもインターン先の上司がまじでいい人でCrichの活動にもめっちゃアドバイスしてくれていたりするので、同年代との出会いだけでなく、大人との出会いなども含めるとインターンはかなり良きなんじゃないかと思います。
メールの打ち方や電話のかけ方など、大人同士でのやり取りでは無数の敬語やマナーが存在しています。それらに触れられるのはシンプルにありがたかったです。Crichでも色々な大人の方とやり取りをしていますが、その時のコミュニケーションは営業で身に付けたものでした。そういった経験がなければこんなに様々な方にお声がけする事は不可能だったと思います。
普段から電話をかけるのが苦手という人もいると思います。人と話すのが得意ではないという人もいると思います。でもそれらって、大体慣れが解決してくれます。
営業のインターンで死ぬほど人に電話をしていれば、いちいち美容院の予約電話くらいに緊張することなんてなくなります。初対面の人と話すのだって、自分は元々苦手ではなかったので変化は感じられませんでしたが、多分苦手な人は慣れて初対面でも話せるようになるのではと思います。慣れて感覚が麻痺するんですよね。
それこそ河野大臣にお声がけした際にも、私がお電話をかけさせて頂いたのですが、多分慣れていない人だったら緊張してしまったり、そもそも打診してみようという意見すら出なかったかもしれません。Crichに一番直接的に役立っているのがこの度胸の部分かなぁと。
これがこういう理由で相手のメリットになる、というような論理的なプレゼンをするのはちゃんと上手くなると思います。話に抑揚をつけて大事なところを強調したりも。まあ要はプレゼン力ですよね。
相手を「買おう」と動かすためには、「買った方がお得だ」「買う出費よりそれで得られるものの方が大きい」と思わせる必要があったりするのですが、そういう説得力のある喋りは自然と身についてくると思います。
とはいえ今この記事はバーッと書いてるだけなので、駄文乱文で申し訳ないっす。いつかちゃんと時間ある時にしっかり書きます()
まあでもこの説得力とかも、業種や業務内容によるかなぁ。それこそキャッチみたいなのも営業の一つだと思うのですが、あれって説得力というよりはノリと勢いですよね。
一番思い描かれやすい技能がこれですよね。
こういうのは「to Customer」企業へのインターンの方がいいかもです。直接消費者に営業をかけるタイプ。それこそ居酒屋のキャッチみたいな感じです。
営業をやると、物凄い数の人と話して色々な話し方を試行できるので、そのうち自分にあった魅力的な喋り方を見つけられるのかもしれません。
というか、達成率が低かったら、話し方を変えてみたり話すために切り取る内容を変えてみたり、色々試して達成率を上げていくのがデキる営業マンだと思います。なのでむしろ、魅力的な喋り方を見つけられるまで色々試さなあかんのかもしれません。
自分はそこまでガチれていないです()
Crichのイベントで司会をする時もそうですが、ベラベラ喋る時には一つ、羞恥心などを取っ払うスイッチを入れた方が楽だったりします。それこそナンパなどの経験がある方はわかるかもしれませんが、自分を切り離す感じのスイッチです。それは、営業で身につけられる技能かもしれません。というか、営業の人は大体みんな身につけられているイメージ。
7と近いのですが、例えば電話をかけて営業する場合、好感触なのは5%くらいだったりします。「チッ、また営業かよ…」みたいなのも当然あったりするんで、それらの当たり強いやつに慣れます。自分と切り離して何も感じなくなれたり。
こう聞くとめっちゃブラックっぽいっすね() でもここいらへんは営業ならみんな経験するんじゃないでしょうか。
うーん、なんかやっぱ色々ナンパと近そう。
それこそ「to Customer」とか「to Business」みたいな業務形態だったり、会社という組織がどのように管理されて回っていくのかだったり、他ではできないことを提供する対価としてお金が発生していく様子だったり、そういった大人の世界を色々間近で見られるのはプラスだと思います。
サークルなんかを運営していく上でも参考になる事はあると思いますし、なんか間接的に実生活に活かせるものもそこそこあるんじゃないでしょうか。
自分の場合は、大人の人に営業をかけます。それだと大人相手にプレゼンをするみたいなことは得意になりますが、例えば同年代と普通に喋るスキルが格段に上がるわけではありませんでした。そこいらへんはインターン前と後で変化がなかった部分かなぁ。
ビジネストークは上手くなっても、ただのトークスキルはまた別って感じです。
でも、自分が完全テレワークで、プレゼンとかもオンラインメインだからかもしれません。プレゼンが終わったらミーティングを終了して後はメールか電話でのやりとりなので、雑談が発生する隙がないからかも。
対面だとビジネストークが終わった後も色々会話したりする結果、トークスキルも上がるのかな?
やっぱ欲しい技能に応じたインターン先選びが大事ですね。俺は本当に理念とかやっていることが面白くて入った感じなので、あんま技能とかはちゃんと考えてなかったです()
ゆーても営業は専門職って感じじゃないです。
ITエンジニアでインターンしているやつの方が実践的にプログラミングを学んでいたり、webマーケティングでインターンをしているやつの方が数字の見方を学んでいたり、「プロっぽい技能」は彼らの方が身につけています。
営業インターンは、「プロっぽい技能」ではなく、「慣れ」が得られる程度かも。
うーん、でもCrichやってると、例えば打診電話や企業とのやり取りみたいな他のメンツが苦手なこともあまり苦にならずにやれていたりするので、自分では気づいていないけど「プロっぽい技能」身についてるのかな? これ別に誰でもできる気がするけど。
うーんわからん。ってかCrichめちゃめちゃインターンっぽいな。
得られるものもたくさんありますが、実は失うものもあったり。
以前、インターン採用を辞めることにしたという会社の方にお話をお伺いした事があるのですが、どうやら早い時期から長期インターンをしている人は新卒で採用してもフレッシュさがないらしいです。
フレッシュさというのは柔軟さでもあります。
変に経験を積んだせいで「これはこれで正解だ」「これは聞かなくてもわかるから自己判断でやろう。その方が先輩の手間を減らせるはずだ」なんて思ってしまい、違う方向に走ってしまうこともあるそうです。
そういう「社会ってこういうもん」みたいなスレたイメージを持ってしまった新卒は扱いづらいらしいです。
それに初めて触れる社会にワクワクしてぐわーっと頑張れたりもしないのだとか。期待がない状態で社会に出ちゃうっていうね。
社会を間近で見られるというメリットには、こういったデメリットの部分もあるんですね。
大人になったらいくらでも仕事はできます。
嫌でも何十年間働かされることになります。
しかし、大学生として遊べる期間は四年間だけです。
友達とバカ騒ぎしたり、長期間旅行に行ったり、そういうことができる貴重な時間をわざわざ労働に費やすのはもったいないという大人もめちゃくちゃいます。まじでめっちゃいます。ほんとに多い(念押し)。
大学時代、もっと遊んでおけばよかった……。
そういう後悔もあるらしいんです。
まあ「大学時代、もっとちゃんとしておけばよかった」って後悔もよく聞くので、結局どっちの後悔を取るかですよね。その先の人生を満足いくものにできたら後悔しないと思うので、結局その後の自分の頑張り次第かも。ファイト〜。
インターンをしている周りの話も適当に羅列していきます。業種が様々なので、自分に当てはまるかは自己判断で。
・大人の話を聞けるのが楽しい!
活躍している大人の話を聞けるのが単純に楽しい。いろんなビジネスモデルを見るのが楽しい。ワクワクする。色々な大人と実際に関わる業務をしている友人はそう言っていました。確かに常にOB訪問的なのができるっていうのは強みかも。
・どうせインターンで得られる「プロっぽい技能」なんて、社会人になった1年間で学びきれる
これはめっちゃ一理あると思いました。大学四年間で必死こいて学んだところで、社会に出たらちょっとだけスタートラインが先にある程度の差しかありません。1年間本気で社会人やったらみんな割と同じラインに立っているので、四年間の頑張りに見合うほどの生涯年収の差とかはないかも。
ただ就職先っていうスタートラインを上のランクにできるかもしれないのは、やっぱメリットですよね。
・ブラック企業を知ることができる
ブラック企業を内側からも見ることができれば、将来地雷回避ができるかも。ブラック行ったやつならではですよね()
・ベンチャーのインターンがいいよ
かなりいろんな仕事を任せてもらえるから、実践的にめちゃめちゃ学ぶことができる。もし起業とかを考えているなら絶対ベンチャーがいい。組織運営とかの外側の部分も学べるし、実務的な内側の部分も学べる。その分大変だろうけど、ガチでやりたいならベンチャーがオススメ。
・ベンチャーよりちゃんとした企業がいいよ
福利厚生がしっかりしているから、働いてて苦痛がない。ベンチャーは大変そうだけど、色々なことと両立しながら適度に頑張りたいならベンチャーはキツいんじゃね。ブラックも多いよ。気をつけな。
また思い出したら追加します。
最初にも言いましたが、客観的でもっともらしい情報はググってください。いっぱい出てきます。
ここで書いたのは、ググってもあんまり出てこないような個人的見解です。
その上で結論を言うと、
大学生活で打ち込む対象はインターンじゃなくてもいいと思います。
自分の場合はCrichっていう学生団体を運営する上でインターンの経験はめちゃめちゃ役に立っていますが、そういうのがなければ別にインターンじゃなくてもいいんじゃないかな。
サークルでも、部活でも、遊びでも、なんでもあり。
ただダラダラ過ごすのだって大学生ならではの貴重な経験だと思います。本気でダラダラできるのは今だけなんじゃね。
だから、どうせバイトするくらいだったらインターン探すのもありかなー程度に考えることがオススメだったりします。
実際にやっている私の感覚は、インターン=「なんか将来役立ちそうな気がする経験も得られるバイト」みたいな感じです。
でも面白そうだったらやってみる価値はあります。
さっきのバイト以外にも、インターン=「給料が出るサークル」っていう感覚もあります。
「インターンやらなきゃなぁ……」って始めるよりは、「面白そうだからやってみよっかな」ってのがいいと思ったり。
まあこの辺は人によって意見が分かれますね。個人的見解です。
でも、もし実際に始めるとしたら、最大限に経験を得られるように本気で頑張りましょうね。
多分「PDCAサイクル」って検索したら色々出てくると思いますが、ある方法でダメだったら結果が出るまでその同じ方法でガチャを引き続けるのではなく、なんでダメだったのかを考えて改良していく。そういった姿勢を続けられれば、めっちゃ色々ノウハウが得られると思います。インターンは学びの場でもあり、実践の場でもあります。俺はそういうのガチで苦手なので、これから色々学んで行きたいなぁーと。
まあでもやっぱバイトでもいいんじゃねとは思いますけどね。
私は集団の塾講師のバイトをしていますが、正直それで得られるものはめちゃめちゃ多かったです。
小学生相手にわかりやすく説明する力。
小学生何十人にも声を届かせる声量。
1時間飽きさせないような抑揚や喋り方。
3時間常に喋り続けられるトーク力。
質問にその場でパッと答える瞬発力。
正直集団塾の講師で得たものを活かして営業をしているって感じです。
まあインターンに拘らずに、色々見るのがいいと思います。
そんな感じでおしまい!